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​会長挨拶

 この度、第14回日本ポイントオブケア超音波学会学術集会大会長を拝命し、2023年1月7日(土)から8日(日)の2日間にわたり学術集会を開催させていただくことになりました。
 ポイントオブケア超音波(POCUS)は、時間を問わず必要な時に必要とする患者にベッドサイドで行う超音波検査です。今回は、超音波検査を始めたばかりの若手医師、看護師を含め幅広い診療領域・職種の、より多くの方々が、この会に参加することで「役に立ち、使える」技術を知っていただける学術集会にしたい、と考えました。そこで、超音波検査の診療に関わっている超音波検査士を含む幅広い領域・職種の皆様からの教育的内容を含む発表を聴講し、討論できるセッションを多く組み入れました。POCUSは多くの臓器・病態を含む多領域から構成されており、これらの基本を1日で学べる講義を視聴できるオンデマンド配信を会期後に企画しています。また、コロナ感染症への懸念からPOCUS教育の中で重要な位置を占めるハンズオンなどの実習は困難であり、対応を検討するための教育講演、シンポジウムも予定しています。コロナ禍の先が見通せない中、今回はWeb開催となります。当日に参加できない方が後日確認できるよう会期後に学術集会のオンデマンド配信の準備を進めています。
 今回、学会テーマを「POCUSの裾野を広げる」といたしました。多職種、幅広い診療領域の皆様のご参加をお待ちしております。

第14回日本ポイントオブケア超音波学会学術集会

​会長 福原 信一 兵庫県立淡路医療センター 

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